たまごのひとりごと

No.231 たまご  見事な集大成だった広島戦感想 08/01/03(木)00:57:24
あけまして、そして天皇杯優勝おめでとうございます。

いやぁ、とうとうダニーロが決めてくれました。
一日おいて決勝のことを思い出そうとすると、出てくるのは柳沢のスペースへのパス→ダニーロの弾丸ボレーのシーンばかり。あ、あと内田のミドルもありますが。
仲間内には前々から「ダニーロが点取ったら脱ぐ!」と公言してきたわけですが、最後の最後のホントに最後でそれが実現。決まったと思った瞬間、意識が吹っ飛んでいました。ちなみにホントに脱いだかどうかは…ご想像にお任せします(爆)。
さすがに疲れもあったせいか、いくつか連係が噛み合わないシーンもありーの、決定的なピンチは少ないながらも広島がボールを支配してる時間帯もありーのであのまま終わってたらここまで喜べなかったと思うので、そういう意味でもダニーロのゴールは大きかったです。
…しかしまぁ、1年間ではほとんど活躍できなかったのに最後になって鮮やかなゴールを決めるなんて、ダニーロはファビオ・ジュニオールとホントにかぶってるなぁ(笑)。

試合後にはゴール裏で柳沢を呼んだわけですが…正直、もう言うことはないです。サポが出来ることはもう充分やってきたわけですし、それに柳沢がどういう思いがあってああいう行為で応えたのか(伏せる必要もないですが、とりたてて自分が書く必要もないと思うので)。それは柳沢本人にしかわかりません。
メディアにいろいろコメント出てますが、そんな上辺の言葉に興味はなく。クラブからのリリースが出るのを今は待つのみです。

そして、柳沢の結論が何であろうと、田代にはもっともっともっと大きくなってもらわなければいけません。
柳沢からスタメンを奪い取ったのは間違いなく田代の力によるものですが、まだ1年通して安定した活躍を見せてもらってませんし、ケガも多いですし。
ハードスケジュールとなる新シーズン、「代表候補」との肩書きもついた彼にはさらなる活躍を求めるべきでしょう。
国内タイトルの制覇、アジアタイトル制覇、そしてクラブワールドカップ制覇のために、田代には「真のエース」として大車輪の働きをしてくれることを望みます。

これにて07年シーズンは終了。幸運にも非常に多くの試合に参戦することができ、そして結果として2つのタイトルを獲得できたことを非常にうれしく思います。同時に、鹿島アントラーズの関係者の皆様に心からの感謝をささげます。

今年からは多少行ける試合数も減ってきそうな気配ですし(特にチャンピオンズリーグはほぼ全滅だろうなぁ)、あいかわらず偏屈で、ころころ風向きの変わる都合の良いコラムになるとは思いますが(そうならないように努力します)、皆様、本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
No.230 たまご  2007年最後となりますHonda FC戦感想 07/12/23(日)20:24:21
この日戦ったのは今季JFL5位のアマチュアチームではなく、かつて日本サッカーを牽引していた強豪、本田技研でした。いや、ホントにしゃれにならないくらい強かったです。
カテゴリが下=チーム力が下とはならないことはわかっていましたが、あそこまで戦術が徹底され、それを90分続けることができると言うのはJでもそうはないでしょう。脱帽。

と言いつつ、裏を返せば相手のやりたいことをやらせてしまうのが鹿島の甘いところなわけで。正直、相手の数人がかりの強力プレスを冷静にいなしていたのは小笠原のみ(このあたりはやはりさすが)。もうちょっとシンプルでもいいと思われるところでも不必要にこねくり回し、網にかかってすぐ下げさせられる…そんな場面ばかりでしたので、このあたりは準決勝以降、そして来年に向けて改善していただきたい課題ではないかと。

そして何よりダメだったのは新井場、岩政、内田。
新井場は攻めあがろうとしてパスを出すものの、ワンツーで抜けようとするのがワンパターンだからパスコース読まれまくるわ、上がっても切り返しのリズムがこれまたワンパターンだからすぐに止められるわ。岩政はまた一時期のパスミスの多さがぶり返してしまってたし、内田は1対1でほとんど負けており、相手の突破を止められませんでした。
少なくとも岩政、内田は代表候補に選出されたのがマイナスに働いたとしか思えず。

まあ、トーナメントは結果が全て、どんな内容でも勝てば官軍と言うのもまた事実。残り2試合(予定)は川崎、G大阪or広島と、同じ土俵で戦うJ1勢なので、「勝たなくてはいけない」と言う重圧からも解き放たれるはず。リーグ終盤の頃と同じく、「ただ目の前の試合に勝つだけ」と言う思いで戦っていただきたく思います。

そんなこんなで、準決勝が仕事により出場停止な自分(笑い)、年内のコラムもこれがラストになるかと思われます。
本年もお世話になりました。皆様、よいお年を。
No.229 たまご  2007たまご式アントラーズファミリーチェック〜J1〜 07/12/21(金)03:02:10
わぁわぁ、気がつけばHonda FC戦が間近にせまってる(汗)。
てなわけで相変わらず空気を読まない元鹿チェックJ1編です。

[柏レイソル]
GK加藤慎也…リーグ出場なし カップ3試合
去年「来年は3試合出場を」なんていったら、きっちりノルマ達成(爆)。と言ってもナビスコでの話ですが。
終盤にはベンチからも外れることが増え、来季は正念場か。

[横浜F・マリノス]
GK高桑大二朗…リーグ1試合 カップ1試合
古巣での初出場達成。でもリーグでは4失点でしたが(汗)。
若いGKが多い状況下で経験が買われてるのか、どうやら来年も残留しそう。
FW鈴木隆行…リーグ3試合 カップ1試合
日本復帰戦となった開幕戦で退場と言う、ど派手なことをやってのけました(笑)。
実は5月の鹿島戦が、横浜Mで最後に出場した公式戦だったり。

[横浜FC]
DF室井市衛…リーグ9試合 カップ1試合
監督交代後にちょこっと出番はありましたが、ほとんど活躍の場は無し。
なぜかそんな彼に正式な戦力外の話は出ていません。もっと試合に出ていた選手も切られてるというのに、不思議不思議。

[アルビレックス新潟]
DF内田潤…リーグ30試合2得点 カップ5試合
今年のJ1の元鹿で、数少ない活躍した選手。右SBとしてフル稼働、マルシオ・リシャルデスとのコンビはなかなかのものだったと言う話。いやぁ、大きくなったなぁ。
FW深井正樹…リーグ18試合2得点 カップ5試合1得点
リーグでウチから点取ったときには「鹿島のブーイングは新潟の声援で聞こえなかった」とかずいぶん自信に満ち溢れたコメント出してましたが、そんな彼が残せたのはこれまでで最も少ない出場試合と得点、そしてレンタル満了との通知。そんな負け犬に名古屋や大宮などからオファーが来てるらしいですが…負け犬なら負け犬らしく、頭下げて戻ってきやがれコノヤロウ。

[清水エスパルス]
GK西部洋平…リーグ33試合 カップ4試合
2年連続フル出場とはいかなかったものの、今年もバリバリ主力として奮闘。
代表候補にも選出されて、充実した1年だったようです。

[ジュビロ磐田]
GK佐藤洋平…リーグ2試合 カップ1試合
開幕前からラストイヤーと公言し、その宣言通り引退。クラブからは慰留されたそうですが。今後は指導者を目指されるそうで、早くも磐田の下部組織コーチの話も上がってるとか。何はともあれ、お疲れ様でした。
これで、92年鹿島発足時の選手で今もなお現役なのは小澤さんと吉田康弘(FC岐阜所属)だけになってしまいました。

[名古屋グランパスエイト]
DF金古聖司…リーグ出場無し カップ2試合(アビスパ福岡…出場無し)
ケガ人が続出した時期に、その補充として福岡から引き抜かれました。でも、その移籍に際して鹿島から公式のリリースは一切ナシ(爆)。所有権はまだ鹿島にあるので、本来なら何かあってしかるべきのはずなのに(苦笑)。
で、出場したのは鹿島とのナビスコカップ2試合と言う、なんとも狙ったような話(笑)。

[ヴィッセル神戸]
FW平瀬智行…リーグ3試合 カップ1試合
どうやら今年は選手会長だったとか言う話…へー。
5月頃からベンチ入り自体なかったのですが、ケガに泣かされていたとも聞きます。と言っても、さすがにそれでまだ残れるほど甘くはなく、戦力外の憂き目に。

[大分トリニータ]
DF根本裕一…リーグ20試合 カップ3試合
ここ数年はずっと主力扱いでしたが、今年は新潟から鈴木慎吾が来て以降サブに降格。
来年は巻き返しとなるかどうか。

と言うことで今年も元鹿チェック終了。お付き合いいただき、ありがとうございますです。
そういえばここ数日、移籍したがっている選手の名を2人ほど聞きますが…ホントに必要と考えているならなんとしても残すのがフロントの仕事なので、きちんとフロントの方々には仕事をしていただきたいですね。
…安直に出場機会求めて出て行っても、結構レンタルで出てった選手の活躍度合いは高くはないんだぞ、と声を大にして言いたい今日この頃(爆)。
No.228 たまご  2007たまご式アントラーズファミリーチェック〜J2〜 07/12/16(日)01:55:25
年末恒例、元鹿選手チェックでございます。
今年はレンタル選手が多かったので、来季復帰するかどうかと言う点も含めていろいろ注目してみました。
当然ながら生で見た機会など限られているので、コメントは私見に過ぎませんので悪しからず。

[コンサドーレ札幌]
DF西澤淳二…38試合
守備重視の戦術でサイドバックとして昇格に貢献。画伯はまだまだ頑張ってます。
DF池内友彦…32試合2得点
スタメンとベンチを行ったり来たり。「5人目のDF」みたいな扱いで、定位置確保とはいかなかったようで。

[ベガルタ仙台]
FW中島裕希…47試合10得点
序盤戦はゴールラッシュ、一時期は日本人J2得点ランクトップにも。ただ夏以降、実は無得点。結構ケガをおして出場していたらしく、それが影響したかも???
それでもエースとして君臨、来季からは完全移籍。さようなら。
と言いつつ、康平と2トップ組んだりしたら、見てみたい気分満々(笑)。

[モンテディオ山形]
DF石川竜也…46試合2得点
こちらも完全に主力。サカマガの総括ではチームMVPに選ばれてました。
過密日程となる来季、篤人不在時に左石川、右新井場と言う形が取れるし、ぜひ復帰していただきたく。

[ザスパ草津]
MF山本拓弥…出場なし
個人的に、05年昇格のユース3人では一番期待してた選手でしたが…試合出場以前にベンチ入り自体9月に1回あっただけorz
J2下位の草津ですらこの体たらくじゃ、戦力外になっても仕方ないわな(苦笑)。

[京都サンガFC]
DF秋田豊…14試合
浦和との大一番の翌日、ギリギリまで彼の最後の勇姿を拝みにいこうとしてました(笑)。結局断念しましたが…。
入れ替え戦で最後の最後に登場、昇格の瞬間をピッチで味わうことに。
長年ホントにお疲れ様でした。また鹿島に戻ってきてくれる日を楽しみにしてます。
DF森岡隆三…22試合1得点
中盤に全くベンチ入りしなかったんですが、終盤戦や入れ替え戦では奮闘。そういや秋田とチームメイトだったんだよな、今年。
来季はまたJ1で戦うことに。ウザイやつが戻ってきてしまった(笑)。

[セレッソ大阪]
DF羽田憲司…25試合
序盤はスタメン張るも監督交代を境にベンチ入りしない日々。それでも終盤になって再びスタメンに戻ってきてました。
サイドバックやボランチにも起用されることが多かったようで、噂通りに鹿島復帰となれば、層の薄いDF陣にはこの上ない駒になるんじゃないかと期待。

[ヴォルティス徳島]
DF大森健作…出場なし
00年札幌在籍時、昇格決めてスーパーサッカーに出演した時に、翌日に会った鹿島−柏の対戦(最終節、勝った方が優勝と言う大一番)についてコメント求められた時、わずか1年、しかも1試合しか出れなかった鹿島に対して「在籍していたこともあるんで、鹿島に勝って欲しいですね」と言ってくれた事は今でも覚えてます。
ケガもあったようで今季で引退。お疲れ様でした。
FW小林康剛…38試合1得点
気がつけばJ2出場200試合達成。元鹿ではもちろん初。
と言いつつ、最下位にあえぐチームで1得点と言うのはマイナスだったようで、久々の戦力外。来季の居場所はどこになるか。

※番外
DF名良橋晃(湘南ベルマーレ@7月退団)…1試合
古巣で復活…とはならず、契約満了にて退団。半年契約だったのね(汗)。
引退と言う話も聞きませんが、今は果たして何をしていることやら。

次回はJ1。天皇杯までには調べ終える予定です(笑)。
No.227 たまご  ある意味一番のヤマとも言えた甲府戦感想 07/12/11(火)02:23:36
さて、時間があいてしまいましたが、久々にまともな試合感想なんかを。

リーグ優勝と言う見事な結果を残した直後と言うことで、非常に厳しい試合になるとはなんとなく予想していたわけですが、まぁそのとおりになりました(苦笑)。
決して優勝して気が緩んでいた…なんてことはなかったとは思いますが、やっぱりずっとギリギリの戦いをしてきたわけで、その状況下と同じ心境で戦えるかといったらやはりそれは無理と言うもの(生身の人間なのだから当然)。
そのような肉体的にも精神的にも難しい試合でしたが、きちんと帳尻を合わせることが出来たことを逆に評価したいです。

印象に残ったことをあげると、1点目の青木→田代、2点目のダニーロ→柳沢とどちらもきれいな形で取れたこと。特にダニーロのクロスは凄かった。柔らかく、且つ相手には絶対届かない弾道。まさに芸術品…とまでいくと言い過ぎかもしれませんが(笑)。ただ、リーグ戦苦しんでいた柳沢とダニーロが勝利に貢献できた、と言うことも天皇杯制覇に向けて好材料かと。何より、厳しい試合をくぐりぬけた方が、最終的にプラスになることは多いですし。

ちょいと気になったのはマルキーニョス。これまでなら強引にでもシュートを打っていた場面において、ありえないくらいにパスを選択。何か心境の変化でもあったのかと心配になるほどでした。
まぁ、強引に行き過ぎてマイナスになることもあるので、そのさじ加減が難しくはありますが、「らしさ」は失ってもらいたくないな、と言うのが正直なところ。

とりあえず無事に準々決勝進出し、尚且つ試合間隔があくので、リズムを取り戻すには好都合。相手云々以前に、しっかり気を引き締め直し、Honda FC戦に臨んでいただきたく。


と言うことで次の試合までネタもなくなるので、次は毎年恒例の「アレ」になります(笑)。
No.226 たまご  劇的過ぎる清水戦感想 07/12/02(日)15:22:48
まず、えらそうに批判し続けてきて、誠に申し訳ありませんでした。鹿島アントラーズと言うクラブは、自分の貧相な頭では追いつかないほど、凄いクラブなんだと言うことを痛感させられました。

いつもベンチからチームを支えていた小澤。
今年唯一、代表にクラブとフル稼働した内田。
守備の要として大きな光を放ってくれた岩政。
ベテランらしい落ち着きで守備を引き締めた大岩。
3月神戸戦でワールドクラスのFKを見せたファボン。
手薄なサイドバックを左右しっかりこなした新井場。
11月の終盤戦で大仕事をやってのけた野沢。
空中戦での強さを存分に発揮した田代。
真の10番として1年間チームを引っ張った本山。
いろんな意味でやきもきさせてくれた(笑)ダニーロ。
本田の後を継いでチームをまとめた柳沢。
劇的なゴールで何度も窮地を救ってくれた増田。
後半戦、「エースキラー」として飛躍した青木。
苦しかった序盤、スタメンで奮闘していた中後。
4月の浦和戦をバネに、攻撃の切り札となった興梠。
サポとの距離を一気に縮めてくれたマルキーニョス。
最後尾でピンチからチームを救った曽ヶ端。
新井場不在時にしっかり穴を埋めてくれた石神。
苦しい時期に初スタメン初ゴールと言う結果を出した船山。
PSM水戸戦や新潟戦などで期待感を抱かせてくれた遠藤。
ずっと腐らずに、少ない出場機会で奮闘した田中。
プレッシャーのかかる柏戦で最後の逃げ切りに尽力した大道。
マグノアウベス相手に互角に渡り合った吉澤。
甲府戦の初ゴール、柏戦の決勝アシストと強烈なインパクトを残した佐々木。
ズルズル落ちていきそうなチームを背中で引っ張ってくれた小笠原。
出場機会には恵まれなかったけどバックアップの役割を果たした當間、小谷野、首藤、杉山、後藤。
スタッフ、コーチ、そしてオズワルド・オリヴェイラ監督。

みんなみんな、ホントにありがとう。そして、おめでとう!
No.225 たまご  やれることをきっちりやってきたことが報われてる柏戦感想 07/11/19(月)00:16:54
「優勝の可能性は限りなく低い」…去年はそこで戦うことを放棄し、今年はわずかな可能性に賭け、自分たちに出来ることをやり通してきました。その結果、本日の時点で2位浮上。

これは確率と机上の計算だけでフットボールが成り立っていないことの何よりの証でしょう。

もちろん、まだ厳しい状況であることには変わりはありません。ゆえに、鹿島がやることも同じ…ただ、勝つのみ。

12月1日にどういう結果になってるかなんてことに興味はない。まずは土曜の試合に勝つ。そして、最終節にも勝つ。後は待つだけ。
残り2試合、悔いが残らぬよう戦い、勝つのみです。
No.224 たまご  ここ数年来のジンクスを立て続けに破って大満足の磐田戦大分戦感想 07/10/28(日)01:25:06
先週は1度として勝った事がなかったエコパで勝利をあげ、今日はシャムスカが就任してからずっと煮え湯を飲まされ続けてきた大分に、悪天候ながら3−0の快勝。
タイトルを取れなくなった時期からずっと引きずっていた呪縛を立て続けに打ち払うことができ、非常に痛快な気分。

この2試合の結果も当然ながら、それと同じくらい心に響いたのが試合後のオズワルド・オリヴェイラ監督のコメント。
今季、全く出場機会を得られず、興梠と佐々木の負傷でようやく出番が回ってきた田中康平に対し、「チャンスがなくとも焦らずに我慢強く取り組んできたことに、私は恩返しをしたかった」「彼には大きな期待もしているし、活躍する姿も見てみたいという強い気持ちを持っている」

…何この泣けるコメント(号泣)。

普段、どう言った姿勢で選手たちを見守っているのか、その一端がうかがえたような気がして、ますますオリヴェイラに対する信頼が高まりました。

と同時に、ここまで言われた田中には数少ない機会での活躍を望みます。
山形のレンタル期間を含めてもう4年目。現時点でのチームメイトに加え、深井、中島といったレンタル選手も合わせたFWの中で、鹿島の公式戦で得点をあげられていないのは田中だけ(まあ中島は仙台残留が濃厚だと一部報道でありましたが…)。率直に言って来季以降の去就は非常に厳しいと思いますが、来週の天皇杯水戸戦でまたアピールするチャンスはあると予測しています。
田中本人のためにも、そして自身に期待をかけている監督のためにも、次の機会で初ゴールを。




久々に名前を出したので、ちょいと深井について気になったことを。
J’S GOALの中で深井がインタビューを受けているのですが、その中の言葉。
深井「直接ゴールにならなくても、自分たちが入って流れが変わったというのが仕事をした成果だと思う」(以下略)
…それって去年まで鹿島で果たしていた役割ぢゃないか(汗)。その境遇を打開したくて新潟に出て行ったんぢゃなかったっけ???リーグ戦でウチから点取ったときの、あの偉そうで(笑)強気な姿勢はどこ行ったんだコラ。
正直、ちょっとガッカリorz
No.223 たまご  もっともっともっともっと力をつけなければいけないG大阪戦感想 07/10/14(日)15:54:11
決定機をことごとく外し続けたマルキーニョスとか、試合を通して全くどこにいるのかわからなかった野沢とかに不満はありますが、それでも3得点を奪った攻撃は評価できます。となると、当然ながら問題は守備の甘さ。

もちろんそれはDFの技量だけの話でなく、チーム全体の脆さと言う意味。
後半早々に奪われた失点。きっかけになったのは、相手陣内で、田代がボールを追いかける時にスピードを落とし、キープできたはずのボールを奪われたことによるものだったはず。
このシーンの他にも、ボールに対しての執着心と言う面で、今思い返すと差があったような気がします。

ただ、それでも持ててる力は存分に出せていたと思います。そういう意味では、初戦でアウェーゴールを奪えなかったことも含め、まだまだ力不足なのでしょう。

去年も今年も、リーグもカップも、大事なところで星を落としています。もしかしたらまだこういう敗北を味わうことが続くかもしれません。
が、成長過程にある鹿島にとってはそのことが何よりの糧となるでしょう。
大事なのは、そういう「壁」に挑戦できる状況に、いかに多くたどり着けるかだと思います。
思えば今Jのトップに君臨している浦和やG大阪も、幾度となく壁にはじかれ続けながらも這い上がってきたチームです(彼らをはじき返してきたのは言うまでもなく昔の鹿島であり、ライバルだった磐田なワケですが)。

今は鹿島がその立場。
おごらず、且つ自信を失わず。一歩一歩確実に進んでいただきたく。
今の鹿島になら、それが出来るものと確信しています。

まずは今週末の磐田戦、エコパ初勝利を!

P.S.このナビスコを前に、「10冠へのカウントダウン」と書かれた封書が鹿島から送られてきたのですが…チームが「10冠」と言い始めるととたんに負け始めてる気がするのは僕の気のせいでしょうかねぇ(笑)?
No.222 たまご  新潟戦広島戦神戸戦通しての感想 07/10/07(日)01:38:43
名古屋戦の無様な敗戦以来の更新ですが、またチーム状態は上向いてきているようで何より。

新潟戦と神戸戦は、個人的にはどちらも相手の主力FWが欠けていたことに助けられた面が少なからずあったかと思うのですが(深井はまず間違いなく来季新潟に居場所はないはず)、それでも3得点を奪えたことは大きいかと。
で、広島戦は逆に辛抱することが出来たゆえの勝利と言うイメージです。

勝ち方は違えども、やっぱり地力はじわじわついてきている印象はあります。


試合全体としては他には特にないのですが、気がかりなのが野沢。
新潟戦でゴールこそあげたものの全体の出来に不満が残りましたし、広島戦、そして今節の神戸戦と決めておくべき場面で決められずに、相手の息の根を止め損ねてしまってます。
正直、今日のロスタイムの失点は、野沢が4点目をしっかり奪えていれば失わずにすんだと考えています。

今季序盤は、野沢がいるいないでチームに大きな影響がありましたが、小笠原の復帰以降、大きかったはずの彼の存在感は自分には感じられなくなってきています(と言っても、それは小笠原が十分な活躍してると言うことではないですが)。

ただの主力ではなく、「柱」としての役割を野沢にはになって欲しいだけに、こんな程度で収まって欲しくはないです。これくらいで留まるならば、増田と大差ないと思ってるので。
No.221 たまご  去年のアウェー福岡戦を思い出させた名古屋戦感想 07/09/17(月)02:23:29
前半終わったとき、控え室に乗り込んでいって、選手一人一人の顔面にバケツいっぱいの氷水をぶちかましたい衝動に駆られました。それこそ「目を覚ませ!」と言わんばかりの勢いで。
タイトルにも書きましたが、この前半の気の抜けた戦いぶりは、去年10月の福岡戦を彷彿とさせました。相手次第でモチベーションを落としても勝てるほど、お前らは完成されているのか、と本気で問い詰めたいです。

どこかタガが外れた戦いでの惨敗と言うのはG大阪戦と一緒。しかし、一切ブーイングのない、「奇跡を起こせ!」コールで一色だった前々節と違い、この日は声援と批判は半々。この試合終了後の反応の差が全てを物語っているように思います。個人的にはG大阪戦よりこの日の敗戦の方が痛いです。

だからと言って、それが諦めることに繋がるかと言ったらそれはまた別問題。低かろうが高かろうが、可能性がある限り最後まで全力を尽くすことは選手たちの義務でしょう。
そしてここで言う『最後まで全力を尽くす』と言うのは、去年のように「全てが終わって重圧から解き放たれた後になってから勝ち始めることではもちろんないことも付け加えておきます。

また、そういう点で、オズワルド・オリヴェイラ監督にはきちんとチームを引っ張って頂きたく。
少なくとも、そうした意識付けに失敗し、リーグ戦と照準を絞ったはずのナビスコを逃しておきながら、「ベースを作り、将来性を考えながら、タイトルを取れればそれでいい。むしろ(10冠よりも)11回目が重要なのだ。そういう大切なことに目をつむってしまっていては、このチームは10冠で終わってしまうだろう」などと己の失態を棚に上げたコメントを残すような愚かな前任者の轍を踏まないことを願うばかりです。

(余談ですが、去年秋頃まで全幅の信頼を寄せていた前任者の評価が180度変わったのは、前述のコメントが原因だったり)
No.220 たまご  代償はあまりに大きかった川崎戦感想 07/09/02(日)03:29:08
正直なところ…相手が川崎であろうとなかろうと、試合前から負ける気は全くしてなかった自分。

豪快な負け方で逆に切り替えがききやすかっただろうと言うのもありますが、一番大きな理由は、前回も書きましたが、今年の鹿島は下から這い上がってきたチームだと言うこと。
去年までとは違う「勝ちへの執念」に賭け、前節のあとに何も言わなかったわけですが、やはり今の鹿島は信頼に応えてくれるチームだと今日の試合で確信。
浦和が敗れて首位との勝ち点差は7。まだまだ何が起こるかわからないだけに、前だけを見て進むのみ。

痛いのがファボンの離脱。どうやら今季絶望とのこと。原因はなんであれ、ただファボンの一日も早い回復を祈るばかりです。
そういう意味で、大岩の存在は心強いのですが…サブに入るであろう後藤の成長と、ファボンの戦友であるダニーロの奮起に期待。
…ここでファボンの無念を晴らさないと男じゃないぞ、ダニーロ!!!
No.219 たまご  転んだらまた立ち上がって前に進めばいいG大阪戦感想 07/08/30(木)22:33:23
言いたいことはいくらでもありますけど…今回はあえて何も言いません。
もともと、今年は(最下位にこそ沈まなかったものの)どん底からのスタートだったわけで、そこから少しずつ這い上がってきたことを考えると、必要以上にショックを感じることはないかな、と考えてます。

それに、J再開前はG大阪と11あった勝ち点差も8月で5縮め、「首位」との差も1は縮まってるわけで。試合後にゴール裏から選手にかけられた「下を向くな!」と言う声。ホントにその言葉通りだと思ってます。

むしろ、ここまでボコボコにされた後で、次にどこまで立て直すのか、楽しみですらあります。思えばG大阪も前節1−4と言う敗戦を受けて、見事に修正してきました。
鹿島も同じことが出来るか。このままずるずる言ってしまうようならそれまでの力しかなかっただけですし、逆にしっかり踏ん張れれば、まだまだ上は目指せると思います。

全ては川崎戦次第!
No.218 たまご  雷雨のおかげで猛暑はある程度凌げた大宮戦感想 07/08/20(月)02:30:31
仕事も明日(と言うか今日)から再開するので、簡潔に。

今の鹿島は、イタリア帰りの40番頼みのチームではない。それを改めて確認できたのが個人的な収穫です。
今の中心は覚醒した本山、野沢であり、鹿島の右サイドにおいて唯一無二の存在である内田篤人であって、40番に頼りきりだった1,2年前のチームはもうどこにもありません。
千葉戦は40番に助けられましたが、この日は40番がチームに救われました。
1試合単位での活躍しか出来ないのであれば、彼はもはやチームの「核」ではないでしょう。

僕は、チームに何かしらの「結果」をもたらさない限り「小笠原満男」と言う一選手を認める気には到底なれません(これは柳沢に対しても同じ。出た試合での活躍は評価しますが、僕は正直未だに柳沢を歓迎してないですから)。

と言っても、優勝を狙う上で40番の能力と経験は重要な戦力の『駒』であることを否定しているつもりはありません。とにかく40番は猛省し、9日後のG大阪戦での汚名返上に期待。
あ、もちろんその他の選手はG大阪に意識を奪われず、しっかり横浜FCに照準を絞っていただきたく。
No.217 たまご  後半戦再開! 07/08/18(土)02:14:15
お久しぶりです(笑)。
コラムの更新がここのところ滞ってましたが、本田泰人引退試合も甲府戦も千葉戦も全て行っていまして、要は単に時間が取れなかったとゆーわけで。

さて、そんな個人的な事情などとは関係なくリーグ戦は再開し、我らが鹿島はめでたく2連勝と見事なリスタートを遂げています。

ここ数年必ず失速していた夏場の戦いにおいて、尚且つ運動量と言う点ではリーグトップクラスであろう甲府、千葉を向こうにまわしての連勝と言うのは大いに評価できることと思います。特に甲府戦では審判のレベルの低さにも苦しめられましたが、そんな状況でも勝ち点3を奪い取れるところに、チーム全体の成長が感じ取れるかと。
さすがに内容がよかったとは言い切れませんが、まるで何かのイジメかと思ってしまうほどキツイ日程&相手になったことを考えると、そこまで求めるのは酷であると思いますし(何より見ているこちらもキツイのですから)。

ただ、この連勝もG大阪戦まで続けてくれないと意味がありません。
順位=実力ではないわけで、新戦力を立て続けに補強している大宮、横浜FCとも決して楽な相手ではないことは明らか。それでも、「優勝するために16連勝する」と公言しているからには、ここで躓くわけにはいかないでしょう。
下位チームをしっかり叩いて、G大阪&川崎との連戦に臨んで頂きたく。

しかしまぁ、次の大宮戦がよりによって猛暑で名高い熊谷開催とは…この再開3連戦はやっぱりイジメとしか思えない(爆)。
No.216 たまご  雨のち曇りところによってネギだった広島戦感想 07/07/16(月)02:59:09
後半30分あたりから、酸欠と立ちくらみで思わずしゃがみこんでしまうことがしばしば。ヤバイ、体力的に衰えてきたなぁ(滝汗)。

そんな自分のことはさておき。
聞くところによると第一戦での出来がかなり悪いものだったらしく、かなり不安要素が多いのかなと危惧していたんですが、早い時間でマルキーニョスが先制点あげてくれたことで、ある程度リズムに乗れたようで(その前にあったピンチを曽ヶ端がきっちり防いでくれたことも重要だったかと)。
得点した時間帯も理想的でしたし、あのままいければホントに文句の付け所は(一人を除いて)なかったんですが…やはり、アウェーでゴールを取れなかったと言うことが、ナビスコではいかに不利となるのかを痛感した試合でもありました。
思えば去年のナビスコ準決勝と反対の状況を経験することとなったワケですが、2点リードしても1点取られてしまえば敗退となるこの方式、やはり恐ろしいです。

これでひとまず本当の中断となりますが、5月以降ずっと固定されたメンバーで戦い、そこそこの結果を出しながらも多少なりとも限界が見え隠れし始めてきた中で、ケガ人の復帰などもろもろの変化が生まれつつあります。今後の戦い方にどのようなプラスアルファが加わっていくのか、非常に楽しみです。また、そうなってくれなければ、リーグでもカップでも上は目指せませんし。

P.S.タイトルの件について…これ、ホントに実話。
いくら大荒れの天候といっても、輪切りのネギまで空から降ってくるとは思わんでした(笑)。
No.215 たまご  前半戦総括も入れてみたFC東京戦感想 07/07/02(月)02:09:00
前半のチャンスをものに出来ていれば、あるいは後半のPKを野沢がきっちり決めてさえいれば、と、悔やまれる場面は確かに多いのですが、それでも後半20分あたりまでの展開と点のとられ方を考えると、確かに負けゲームだったわけで。
5月から負け無しとは言っても、試合内容から見た上では少なからず勢いに衰えが見えていただけに、何とか結果だけでも残したかったんですが…やはりまだ、「上」に行くには力不足なんだと言う思いがします。

こういう試合をものに出来たのがかつての鹿島であり、今のG大阪や浦和であり。微妙な差ではありますが、その一線を越えるのには更なるレベルアップが必要なのでしょう。

と言うことで、ちょいと最近は欲が出てしまってましたが、3〜4月の降格しそうな雰囲気があったことを考えると、(団子状態とはいえ)勝ち点30の4位と言う結果には驚き。ひとまず、自分が戦前に予想していた「降格争い」からは脱却してるわけで、その点謝罪&意見を撤回します。失礼しましたm(_ _)m
そう考えてみると、低迷していた時期にあっても、自分たちのやり方は間違っていないと自信を持って公言し、その意識を選手達に辛抱強く植え続けてきたオリヴェイラ監督の一貫した姿勢には好感が持てます。
…大宮戦感想で思いっきり批判しておきながら何を今更、と思われるかもしれませんが、自分もそう思います(滝汗)。

で、下から上に視点を切り替えてみると…勝ち点差は11。うー、「優勝争い」と言う点では何とか一桁台に留めておきたかったですね。

まぁ、悪くなりそうな兆しが出てきたところで中断となるのは好都合なので、しっかり修正し、まずはナビスコへ。
ここでまたきっちり勝ち、後半戦追撃の糸口としていただきたく。
No.214 たまご  辛勝と言う言葉がぴったりな名古屋戦感想簡易版 07/06/25(月)02:19:32
帰りのバスが事故渋滞に巻き込まれたりしてかなり疲れてますんで、今日は簡潔に。

マルキーニョスの決勝点はビューティホー(笑)。
初めは中後、次の岩政、今のマルキーニョスと連続でゴールを奪える選手がいれかわりたちかわり出てきてくれてるのは心強いです。特定の選手に頼らずどこからでも点を取れるのは強みかと。

曽ヶ端にはかなり助けられました。昨年があまりにひどかったのですが、今年に入ってから、特に最近は元の安定感を取り戻しつつあるようで。

今日の先制点の増田。
正直、今のポジション(ボランチなのかサイドに張ってるのかはわかりませんが)よりも、もっと前目のポジションで使ってやりたいと。
中盤でのパスミスとか守備面に不安があるのもそうですが、今日の得点シーン然り、攻めに絡んでいるときの方が能力が発揮できてる印象が強く。
でも、本山&野沢と比べるとまだ牙城を崩せるには至ってないわけで。
5月のFC東京戦もそう思いましたが、ゴールをあげることで、少しずつでも進歩してもらいたいとこです。

中断まであと1試合。上から離されないためにも、何とか勝ち点3を。
No.213 たまご  実は日立台でゴール裏入るのは初めてと言う柏戦感想 07/06/21(木)02:37:02
うーむ、どういう書き方にしようかなぁ。
劇的な勝利の陰に隠れた気になる点とかも言いたくはあるんですが…ま、気分よいのでやめときます。相手の勝率高いアウェーであったということで納得しておきます(爆)。

そんなわけで、負けたときばっかりではなく勝ったときの選手のコメントを取り上げてみます。揚げ足取りしかしないのはアンフェアですし。

まず本山。
「攻める時間が長かったが、課題が残った。」
ちゃんと自覚してくれてる選手がいるのも去年までとの違いかな?
「サポーターの声援は、うれしく、照れくさかった。」
試合前と後の2回、サポみんなでハッピーバースデー歌ってました。
そういえば、試合後の方では照れる本山をバシバシ叩きまくる野沢の姿があったんですが…野沢、何でアナタのほうが嬉しそうなんすか(笑)。

マルキーニョス。
「最高のゲームとなった。」
あなたのおかげで僕にとっても最高のゲームです。
「相手が1人減ってから、いくつかチャンスがあったのに決められなかったことが悔しい。でも最後に決めることができて本当に良かった」
正直、決定機外しまくってたからねぇ(苦笑)。決めてなかったら間違いなく批判の対象だったかと。ま、FWは決めたもん勝ちなので無問題。

最後に岩政。
「こういう勝ち方はチームの流れが良くないとできないこと。(中断まで)残り2試合ホームとなるので、チームはさらに団結できる。うれしいことです。」
ずっと岩政のコメントにはいらいらさせられてきましたが、今日のこのコメントは額に入れて飾っておきたいです(爆)。
「全体に守備は良かった。」
結果を出してくれた上でのこの言葉なら、素直に受け止められます。名古屋戦でも、きっちりヨンセン抑えて完封してくれ!

…うん、やっぱり批判するよりも喜びながら書くほうが楽しい。
中断まで、この流れは継続していきたいですね。
No.212 たまご  実はカシマでは3年ぶりと言う広島戦感想 07/06/17(日)03:05:01
広島とのカシマでの対戦が、ここ数年間8月に行われていた関係で個人的にはタイトルのような状況。逆に広島ビッグアーチには数年続けて行っているんですけどね(笑)。あぁ、小笠原のボイコットとか懐かしいなぁ(爆)。

で、今日ですが…相手の監督が言っている通り、前半の段階で広島に幾度となく決定機が訪れていたわけで。その点、広島のエース、ウェズレイが欠場したことが幸いしたというのが率直なところ。
ただ、そういった面を踏まえても、マルキーニョスの復帰弾を皮切りに、岩政、田代、興梠と、全ていい時間帯に得点を奪えた印象(特に流れを持っていかれかけてた時点での岩政のゴールの価値は高かったかと)。

去年までだったら岩政のゴールを奪ったあとは守り一辺倒になってしまい、余計な点を与えることも多かった(去年のホームFC東京戦なんかいい例)んですが、ナビスコの名古屋戦といい甲府戦といい、相手の息の根を止める得点を奪えるようになっているのは今後に向けて非常に好材料かと。「勢いを止めるようなことをしたくない」と、何かの折にオリヴェイラ監督がコメントしていたような記憶があるんですが、このあたりは監督の指示もあるんでしょうか。
何はともあれ、少なくともサポーターにとってどちらの方が気持ちのいい勝ち方なのかは一目瞭然。ぜひぜひこのままこのまま。

あと最後に田代について。
個人的には、試合全体では散々な出来のように思えましたが、最後の最後に大仕事。点は取れないけどチャンスメイクなどで貢献する柳沢とは対極にいる、と言うべきか…あるいは出来が悪くてもなぜか点だけは奪っていた在りし日の平瀬を髣髴とさせると言うべきか。うー、どっちもほめ言葉になってないか(汗)。
持っている能力については今更言わなくても明らかなのですから、どっちかだけに偏ることなく、「点も奪えてチャンスメイクも出来る」FWに…もっともっと高いレベルの選手に成長して欲しいと願うばかりです。

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