( 4/ 5[日])すごいよ!ヤナギさん!
 昨日行われたJリーグ第4節に我らがアントラーズは無事勝利し、これで開幕4連勝となり、首位をキープしている。勝因を数多くあるだろうが、僕はまず、今年開幕してから初めての完封、無失点試合だったことを強調したい。日本代表を3人擁するDFラインは今期開幕以来、2点、1点、2点と失点を重ねてきていた。3試合5失点は決して誉められる数字じゃないし、この失点率は優勝を狙うチームにとってかなりの危険性を持つ。例えるならイタリアのサッカーリーグ、セリエAでは年間最も失点数が少なかったチームがスクデット(優勝)を得るというジンクスがある。そういった意味でも4試合目にしてやっとではあるものの無失点試合を出来たことは非常に良かったと思う。代表組は疲れている。だからこそ応援をして、がんばってもらいたい。
FW長谷川
69分→真中
柳沢
MF増田ビスマルク
本田熊谷
14分→中田
DF相馬奥野秋田名良橋
80分→内藤
GK古川
リザーブ高桑 内藤 中田 鈴木 真中

 そして、特筆すべきは柳沢のJ開幕4試合連続ゴール、4試合7得点。昨日の試合で4得点と大暴れしこれで柳沢は得点王のトップに並び、現在得点王である。柳沢の1点目は4分ゴール前本田のパスからペナルティエリアぎりぎりからの思い切ったシュート。豪快にこれが決まると、43分フリーキックのシュートをキーパーが弾いたところにつめて2得点目。46分ビスマルクからのロングボールをセンターサークル付近でDFを外してうまくもらいキーパーもかわして冷静にシュート。J初のハットトリックを決めた。49分にはビスからのパスを胸できっちりとコントロールして落とし、ツータッチ目ではシュートを狙いゴール左隅に蹴り込んだ。4得点の活躍のインタビューも「まだまだ決定機を逃してしまった…。」とどん欲にゴールを狙い続けているのがまた柳沢らしい。代表でパサーとなるプレイヤーがきちんと柳沢を使いこなせないのが代表での不調の原因だろう。
 2得点目の熊谷の素晴らしいとラップからのシュートは単発のプレーでしか見てはいないものの僕は世界を感じた。熊谷のあのきれいなとラップはあのゴール前のプレッシャーのかかるポジションでは見た目ほど簡単ではない。しかし、熊谷はそのプレーの時にはすでに骨折していたようで、今後ジョルジーニョ熊谷が復帰するまでは中田の出番が来るのかも知れない。今現在アントラーズの怪我人をリストアップするときりがないほどいるが、僕はそれによって出場機会が得られる若手の選手に期待している。
 次のレイソル戦はアウェーではあるものの、国立競技場でのゲーム。レイソルには去年アントラーズの連勝を止められただけに今度はきっちりと借りを返してくれるはず。きっとチケットはたくさん余るはずだから、みなさんも競技場に足を運んで見て下さい。良いゲームが見られるはずです。

月日(曜日)時H&A対戦相手 月日(曜日)時H&A対戦相手
−2アビスパ 4月18日(土)16時横浜国マリノス
1−仙台コンサドーレ 4月25日(土)15時レッズ
−2エスパルス 4月29日(水・祝)14時瑞穂陸グランパス
−0サンガ 105月 2日(土)15時ベルマーレ
4月11日(土)16時国立レイソル 115月 5日(火・祝)14時磐田ジュビロ
4月15日(水)19時ガンバ 125月 9日(土)13時ヴェルディ