( 7/ 7[火])ジョアンカルロス監督辞任
 ジョアン カルロス監督が辞任した。原因は福島・いわき市での合宿に2日遅れで参加したジョルジーニョと確執が生まれ、「監督として強硬な手段に出ることもできたが、チームの主役は選手であり、辞任すた」そうである。人間としては素晴らしい決断だが、僕は監督に残ってほしかった。監督が辞めるべき場合の理由は3つ、契約が切れる、結果が出せない、チームのサッカースタイルの変革。ジョアン カルロス監督はこのうちのどれにも当てはまらない。就任1年目でJリーグを制覇し、2年目で国内全てのタイトルを獲得したこの監督に勝る監督を僕はまだ日本で見たことがない。
 辞めるべきはジョルジーニョだ。なぜなら彼は今シーズン全くと言っていいほど活躍、結果を出していない。理由は怪我なのでしょうがないと言えばしょうがないのだが、それは結果を残している監督を辞めさせてまでしょうがない物ではない。厳しい言い方をさせて貰えば、彼は今シーズンまだ給料に見合った活躍をしていない。それが事実だ。現実を言えば今シーズンでアントラーズを出る(引退)とも噂されているし、少なくとも僕は今後のジョルジーニョの活躍への期待よりもジョアンカルロス監督へのこれからの期待の方が大きかった。それはジョルジーニョの過去の偉大な功績を全く考えに入れていないのだが、アントラーズというチームを考える上ではこの意見は変わらない。プロサッカーという競技では素晴らしい選手を切らなければならないときもあるのだ。
 ジーコを含めたフロント陣も慰留につとめたそうだが、ジョアン カルロス監督の決意は揺るがなかったようだ。新監督決定までは臨時的に関塚隆ヘッドコーチが監督代行をつとめるそうだ。
 しかし本当に残念なことだ、彼は内容も結果もJリーグ史上最高の監督だったのだから・・・・・・。彼には是非とも日本代表の監督へ就任してほしい。それが日本にとってもベストな選択となるのではないだろうか。