( 7/24[金])明日Jリーグ再開!
 明日、Jリーグの1stステージが再開する。Jリーグがどうなっていたのか忘れてしまった人も多いのではないだろうか?恥ずかしながら僕もその一人であるのだ。ちょっとサッカー雑誌を引っぱり出しながら話を進めていこうかと思う。
順位 チーム名 勝点
1ヴェルディ93272613+13
2ジュビロ84244015+25
3マリノス84242814+14
4アントラーズ84242717+10
5エスパルス84242213+9
6グランパス84212317+6
7レッズ84212115+6
8ベルマーレ84202318+5
9フリューゲルス75192219+3

 では現在の順位とこの後の対戦相手をおいながら後半戦を予想してみるとしよう。
 まず、アントラーズは現在4位である。残り5節で首位との差は勝ち点3、一勝差である。アントラーズ同様首位と勝ち点の差が3のチームは4チーム、その下にはさらに1勝差で2チームと大混戦が予想される。
 アントラーズが首位に登るためにはすでに対戦が終わっている首位ヴェルディが1回は負けなければならない。これは何の問題もないだろう。ヴェルディの後半戦初戦はレイソル。これからのJリーグで最も楽しみなチームだ。(当然アントラーズを除いての話だけどね)レイソルはブルガリアの至宝、アメリカ94ワールドカップ得点王のフリスト・ストイチコフを獲得、おまけに新人のGK南はかなりの能力だと思って良い。アントラーズはプレシーズンマッチでつい最近対戦しているが彼に完全に押さえられてしまっている。(アントラーズのコンディションは最低の状態での試合だけど・・・)話を戻して、ヴェルディは15、16節でマリノスレッズとも対戦を予定しているのでまず脱落は確実だろう。今のヴェルディには残りを全勝する力はない。
 そうすると、アントラーズは他の勝ち点で並ぶジュビロマリノスエスパルスよりも得失点でうわまらなければならない。マリノスエスパルスはそれほど問題ないし、現実この2チームが残りを全勝する可能性はきわめて低いだろう。問題はジュビロである。ナビスコカップを制した彼等の勢いはもの凄い。彼等は勢いで勝っているのではない。中山等ベテランを欠いても若手の力で優勝してしまったのだからその実力は決して侮れない。冷静に考えて現在のアントラーズよりも強いだろう。これだけは認めたくはないが認めざるを得ない事実だろう。川口、高原の若手ツートップは爆発力抜群だ。非常に怖い。怖いのはこの爆発力で現在15点も開いている得失点差を完全に開かれてしまうところだ。まずこれ以上広げられれば得失点差で上回るのは不可能である。現在でも15点差があるので残り5試合で割ると1試合でジュビロよりも3点以上得点しなければいけない。では、両チームの残り5試合の対戦相手を見てみよう。(何かここ半年いつもあいてがこのチームだよなぁ・・・)
チーム名 13節(7/25-土)14節(7/29-水)15節(8/1-土)16節(8/5-水)17節(8/8-土)

アントラーズ
 VS
ヴィッセル
VS
ジェフ
VS
フリューゲルス
VS
セレッソ
VS
サンフレッチェ

ジュビロ
 VS
ガンバ
VS
マリノス
VS
レッズ
VS
グランパス
VS
ベルマーレ

 何とも面白いことに両チームは同じチームと一度として戦わないのである。アントラーズフリューゲルス戦さえ乗り越せばそれほど問題はないだろう。あえて言えば、ナビスコで負けているジェフヴィッセルからビングリーを獲得してボランチのスコルテンと合わせて、DFはかなりコマが揃った感がある。
 ジュビロはこの5チームからいくつ負けるか?いや、負けるか?これがアントラーズ優勝の鍵となりそうだ。(他チームが負けるのが鍵なのは寂しいが・・・・)
マジーニョ柳沢
ビスマルク増田
本田ジョルジーニョ
相馬奥野秋田名良橋
高桑
ジョルジーニョ無し
マジーニョ柳沢
新外国人
ビスマルク小笠原
本田
ビスマルク無し
マジーニョ柳沢
新外国人増田
本田ジョルジーニョ
マジーニョ無し
柳沢
ビス新外国人
ジョル
本田

 ついでだが、勝手ながらも近頃多忙な生活を送っていて次の更新がいつになるのか分からないので(明日は更新したいが・・・・。)これからのアントラーズについても少し考察したい。
 これからのまずの課題は監督の選考をミスらないこと。選考にジーコが関わる限り大外れはまずあり得ないだろうが、その監督が即チームに馴染み、チームを仕切りきれるかが問題だ。アントラーズは現在非常に戦力が整っているが、その分選手の色が濃い。起用方法を間違えれば全く機能しなくなってしまう可能性さえもあり得る。そういったところを含めて新監督には期待と重圧がかかる。これから最も楽しみなところだ。
 そして、これからのアントラーズに僕は新外国人プレイヤーの必要性を提言したい。(ここで言ったからといってどうなるってもんじゃないんだけど・・・・でも言わせて!)
 ポジション的にはMFからFWでプレー可能なプレイヤーで、ドリブルを中心として得点も重ねられるようなタイプだ。イメージとしてはブラジルの10番だったリバウドの様な感じ。ビスマルクと中盤を構成し、マジーニョ柳沢にパスを供給もでき、自分でも前に出られる。現在このポジションは増田がつとめているが、僕は増田の能力を疑っているわけではなく現在のアントラーズを考えての事だ。ビスマルクマジーニョジョルジーニョの誰が欠けてもこのプレイヤーならポジションを埋められる。増田を途中から起用するのもなかなか面白いと思う。
 もちろん、有望な若手を育てることも必要だが、若手を育てるだけでは”現在”のチーム強化とはいえない。4番目の、いや3.5番目の外国人はどうだろうか?