( 8/19[水])新外国人獲得!
 アントラーズが新外国人選手を獲得した。もちろんブラジル人だ。名前はリカルドジーコのサッカークラブで期待されている21歳のボランチだ。契約は5ヶ月間のレンタルだが、おそらくゼ・マリオ監督同様結果によっては契約を延長するのではないだろうか?
 ボランチとはいえ右サイドバックとセンターバックもこなすことが出来るようなのでDFに疲れが見え始めているアントラーズには打ってつけの選手だろう。また、チームの建て直しを計るゼ・マリオ監督は3バックを試すつもりらしい。このリカルドが加わった3バックのフォーメーションは下記のようになるのではないだろうかと予想される。
  ↓ジョルジーニョ無し
マジーニョ柳沢
小笠原
相馬ビスマルク名良橋
リカルド
  室井
奥野
秋田  
高桑
  ↓ビスマルク無し
マジーニョ柳沢
阿部
相馬名良橋
内藤ジョルジーニョ
  リカルド
奥野
秋田  
高桑
  ↓マジーニョ無し
長谷川柳沢
阿部ビスマルク
相馬リカルド
ジョルジーニョ
  室井
奥野
秋田  
高桑

 まず、のフォーメーションだが、これはジョルジーニョを欠いた場合のフォーメーションだ。ツートップと3バックはこの5人で決まりだろう。すると中盤は5人。本田熊谷を欠いてる現在、ジョルジーニョまで欠いてしまうと、ボランチは内藤とこのリカルドだけになってしまう。3バックの場合、ボランチは守備により能力を要求されるため、本来なら2人入れたいところだが、まだ本調子に乗らないビスマルクと本来サイドバックであるはずの2人に攻撃を任してしまうわけには行かない。トップ下に小笠原本山を起用して、リカルドの守備に期待するとこの形となるのではないだろうか?
 次に、のフォーメーションだ、ビスマルクが抜けるとなると、司令塔は阿部に任せるしかないだろう。阿部をサポートする形で相馬名良橋が左右に構えれば、より攻撃にはスムーズになってくるはずだ。そして、ボランチを2人する事で、ジョルジーニョも2列目、3列目に上がりやすくなる。これでパスの供給源も一つ増える。新加入のリカルドは様子を見ながら場面場面で室井を入れればより安定するだろう。
 最後に、のフォーメーション。このマジーニョが抜けている形は、マジーニョの調子を見ながら使えるという意味で最も現実にあり得るだろう。ツートップの柳沢のパートナーは迷うところだが、ここでは無難に長谷川と書いたが、真中鈴木も十分にあり得る。また、場合によっては1.5列目に本山小笠原を起用するのも楽しみな手だ。オフェンシブハーフには左に阿部、右にビスマルクで問題ないだろう。3バックにした効果がまさにこのダブル司令塔に現れる。通常司令塔はビスマルク一人だが、阿部が入ることでお互いにマークを分散しあいより良いパスを望めるだろう。名良橋のはいるべき右サイドにリカルドを入れその攻撃力を拝見したいので、右サイドはこうなっている。
 このように怪我などでなかなか調子が上がらないブラジル人達をサポートするためにも非常に有効な補強だったのではないだろうか?しかし、ジーコのクラブチームから呼ぶのであれば、もっと早く呼べたのではないだろうか?W杯終了後の1stステージに間に合っていれば、1stステージ制覇の可能性はより高くなっていたに違いないのだ。