( 1/14[金])悲観することはない!
激動の人事移動が行われているアントラーズの選手の推移をまとめてみました。
まずは選手の出入りをまとめてみました。(00/1/14現在)
■放出
奥野 (→川崎フロンターレ)
鬼木 (→川崎フロンターレ)
内藤 (→FC東京)
リカルド (→ベガルタ仙台)
マジーニョ(→川崎フロンターレ)
室井 (→浦和レッズ)
阿部 (→浦和レッズ)
名良橋 (→名古屋グランパスエイト)?
■レンタル
鈴木(→川崎フロンターレ)
山口(→大分トリニータ)
小林(→ベガルタ仙台)
矢畑(→ベガルタ仙台)
■獲得
根本 DF(アントラーズユース)
羽田 DF(市立船橋)
内田 DF(駒沢大学)
ファビアーノ DF (パラナエンセ)
野沢 MF(アントラーズユース)
中村 FW(大津高校)
名良橋はジョアンがほしいと行っただけの噂のようです。
現在のアントラーズの戦力をまとめると
[FW]
11 長谷川 (元代表)
13 柳沢 (五輪代表,A代表)
19 平瀬 (五輪代表,A代表)
33 中嶋
新 中村
[攻撃的MF]
10 Bismarck
14 増田 (元代表)
24 本山 (五輪代表)
27 小笠原 (五輪代表)
[ボランチ]
06 本田 (元代表)
18 熊谷
26 中田 (五輪代表,A代表)
[CB]
03 秋田 (A代表)
22 金古 (五輪代表)
新 羽田 (U19代表)
新 Fabiano
[サイドバック]
右 02 名良橋 (A代表)
右 32 松島
左 07 相馬 (A代表)
左 25 中村
新 根本
新 内田
[GK]
01 古川 (元代表)
21 高桑 (A代表)
28 曽ヶ端 (五輪代表,A代表)
29 加藤
実に青いユニフォームを着たことがある選手が16人!もいるのだ。それに去年のスタメンはリカルドを残してみんな残ってるしね。
柳沢 長谷川
増田 ビス
熊谷 本田
相馬 金古 秋田 名良橋
高桑
しかし、選手層が薄くなっていることは確か。悪循環にはまるようなアクシデントが有れば、J2落ちもありえます。選手層が危険なのはボランチとDF。攻撃的MFなんて、J有数の選手層。GKに至ってはJ1でスタメンで出れる実力を持っている選手が3人。監督によっては全然問題ない。むしろ、若手の育成に定評のある監督を連れてこれたのなら5年間は安泰。すぐに関塚コーチの昇格が決定されないあたりも期待してていいんじゃないの?ただし、間違えないでほしいことは今シーズンのアントラーズの目標は王座奪還。間違ってもJ1残留じゃない。フロントは王座奪還をにらんだ上での大量放出に踏み切ったはずである。黄金時代という物を迎えたチームには往々にして黄金時代の数年後に大量放出という出来事が起こりうるので特にナーバスになる必要はないと思う。もしも結果を出せないときは彼らは批判にさらされることになるが、成功したのなら大賛辞が待っている。今は見守る時期にいるだろう。
また、今シーズンは本当のサポーターがどれだけいたのかがよくわかると思う。結局、選手個人や一時的なチームの強さに惹かれてチームを応援していたファンの人たちはこれだけの放出でかなりチームから離れることになると思う。しかし、本当にアントラーズと言うクラブ自体が好きな人たちは今年のチームにかつてないほどわくわくしているのじゃないだろうか?こんなにも将来性にあふれ、これからの躍進が期待できたチームが過去にあっただろうか?今までのような絶対的な強さはないかもしれない、しかし、これほどまでに期待のできるチームはないのである。