( 3/11[土])勝利!勝利!勝利!

今日のスタメン
平瀬柳沢
ビスマルク小笠原
中田本田
相馬ファビアーノ秋田名良橋
高桑
 我らがアントラーズが無事に開幕戦をものにした。かなり、厳しい戦いが予想され、実際に苦しい展開が続いた。しかし、アントラーズはよく耐えた。今日のディフェンスは集中していて、グランパスの攻撃の決定的な仕事もぎりぎりのラインで守りきっていた。新加入のファビアーノは今までアントラーズが引いてきた外国人ディフェンダーのはずれくじを一気にチャラにしてくれそうだ。安定していることも素晴らしいが、ブラジル人らしい足技も持っており、ゴール付近で相手に囲まれてもしっかりとキープできて、パスも出せる。アントラーズが長年苦しんだ、ディフェンスのキープ時のもろさが解決出来そうだ。

 攻撃陣ではやはり、ビスマルクが安定している。相手はビスマルクに仕事をさせないためにかなりの注意力とファールが必要で、実際にビスマルクが仕事をさせてもらえない時でも、チーム的にはビスマルクが作ったスペースでボールを支配できた。また、セレーゾ監督によって抜擢された小笠原も、なかなかの活躍を見せ、ビスとのコンビはなかなかの成功といえる。
高桑:4:最高に安定していた。決定的な場面でことごとくチームを救い、グランパスの猛攻をシャットダウン。
相馬:3:中盤とかみ合わず、効果的なオーバーラップは見られなかった。相手の決定的なチャンスもつぶし、チームを救う。
秋田:4:ディフェンスをうまくまとめ、チームを無失点に導く最大の功労者。
ファビアーノ:4:チームに入って間もないが、安定した守りと高い技術でアントラーズのディフェンスのレベルを引き上げた。
名良橋:4:足を痛めていた物の、果敢なオーバーラップでチームにメリハリをつける。
中田:4:決勝点を高い打点のヘッドで決めて、チームを勝利に導いた。彼の時代の始まりを予感させた。
本田:3:攻守ともにチームをリードした。チームの安定感は彼から生まれていた。
ビスマルク:3:相手に執拗にマークをされ、ことごとくつぶされたが、フリーキックは圧巻。チームに先制点をもたらした。
小笠原:3:攻守ともになかなかの活躍。しかし、もう少し相馬を上手く使いこなして欲しい。
柳沢:4:アントラーズのチャンスは彼の動きから生まれていた。得点は奪えなかったが、彼がチームに勝利をもたらす日は近そうだ。
平瀬:1:ダメ。全くダメ。チャンスを作る動きは期待していないので、出来なくても構わないが、与えられた得点チャンスは物にして欲しい。ベベットというフォワードとポジション争いをしなくてはいけない事実を真剣に考えた方がいい。
熊谷:2:出場時間が短く、見せ場なし。
増田:3:途中出場だったが、積極的に得点をねらいに行き、膠着状態が続いたゲームにアクセントをつけた。